NTPで時間のずれを補正しよう



WindowsXP以降にはインターネットで時刻補正を出来るように作られています、しかしこの機能がうまく設定できない人が多いです。
我々ハムにはこの機能を使いこなせばLOGCSWやHAMLOG等やRTTY、JT56、時刻補正が常時出来るようになります。

1. レジストリエディタを起動します。

[ファイル名を指定して実行]で「regedit」と入力して「OK」をクリックします。

2.[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSetServices\W32Time\TimeProviders\NtpClient] を開きます。(0Sのバージョンにより異なります、私が書いたのはWindows10です。)

 「SpecialPoolInterval」を開きます。

  10進数に切り替えて

  初期値は604800秒(=1週間)になっています。

  設定したい時間を秒で指定します。

  ここでは1日(60秒×60秒×24時間=86400秒)に 設定してみます。

  私は1時間(60秒×60秒=3600秒)に設定しています(ただLAN上にNTPサーバーを作っているので無茶な設定ししています、4時間おきでも十分使えると思います。)

  「SpecialPollTimeRemaining]でNTPサーバーを入れます、これはドメインがわからないときにはURLの代わりにアドレスを入れられます。

3.設定後にタスクバーの時計を右クリックします。

日付と時計の調整 → 日付、時刻、地域の追加設定を左クリックします → 日付と時刻の設定 → インターネット時刻タブ → 設定の変更 → サーバーを設定します → 「今すぐ更新」をクリックして時刻同期を実行します。

  更新した時刻と次回の更新時刻を確認すると1日後になっているのがわかります。

4. こんな難しい事をやるのかと思った方、CHERRYを使ってみてください。

チョット難しい設定もありましたがNTPサーバーへアクセスすれば時計のずれが簡単に補正されます。

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